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2011-01-21

地蔵堂の由来

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$黒川温泉 旅館わかば の わかだんな日記

   むかしむかし豊後の国の中津留というところに
   貧しい塩売りの甚吉とその父が住んでおった。
   父は病気で甘瓜だけしか食べれんじゃった。
   しかしお金はなし悪い事とはわかっていたが、
   甚吉は瓜を盗もうと思ったそうな。
   ある日お地蔵様に、自分の商売にしている塩を
   ほんのすこしおそなえして、父の病気が早く良く
   なる事を願い瓜を盗みにいくことを告げたんじゃ。
   覚悟を決めて瓜畑に入るやいなや地主にすぱっと
   首をはねられてしもうた。しかしそこには身代わりになった
   お地蔵様の首が落ちてたんじゃ。そんなある日、
   肥後細川藩の修行者本田勝十郎というものが肥後の
   国にこのお地蔵様をもち帰ろうとして旅のとちゅう
   黒川で一休みしていたら「ここに安置してくれ」と
   しゃべりなさったそうな。村人はお地蔵様の首をまつり
   大切に守りつづけたそうな。するとある日この地より
   温泉がわきでるようになったとさ。

     (地蔵堂にかかっている看板を参照)
これは黒川温泉の中心にある地蔵堂に祀られている
首なし身代わり地蔵のお話です
うちは初めこの地蔵堂のとなり(現在 パティスリー麓 があるところ)で
両親が、すし屋(寿司龍 すしたつ)を営んでいました
地蔵堂は昔から、子供の遊び場で
私も小さいころ遊んでいた記憶がかすかに残っています。
このお地蔵さんは子どもが大好きで、
子どものいたずらに対してはちっとも怒らないけど
そのことを大人が叱ると、その大人に対して
お地蔵さんが怒るという話を聞いたことがあります。
そんな子ども好きなお地蔵さん
なにかあるたびに、私は今でもお祈りに行きます。
とってもご利益のあるお地蔵さんです ^^ 
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志賀 希
旅館わかばの若旦那 志賀 希です! 日本人だけでなくいろんな国の方たちと、関わりを持つためには英語は必要ですね。今さらですが最近になって英語を真剣に勉強しはじめました。 世界中の人たちが集える場所になれるよう頑張ります^^
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