2012-06-20

温泉ソムリエ認定セミナー　in黒川温泉

先日黒川温泉にて
温泉ソムリエ認定セミナーを開いていただきました
わかばからは、私と若女将が参加し
温泉ソムリエに認定していただきました
特に温泉の泉質について詳しく話を聞き
温泉分析書の泉質の部分が抜けていても
泉質がわかるくらいに説明していただきました。
ちなみに旅館わかばの温泉は
分析表を詳しく見てみると
泉温　63.6℃　　pH値　3.5
溶存物質（ガス性のものを除く）総計　870ml/kg
　弱酸性の単純温泉となります
単純温泉というと
成分が薄くなんとなく温泉として、あまりいいイメージではありませんが
溶存物質が1000ml以下で、刺激の少ない体に優しい温泉といえます。
だから小さい赤ちゃんや高齢者、デリケートな女性向きで、最も湯あたりしにくい泉質です。
成分に注目し
87%の濃度ですが泉質名を付けたとすると
　ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉　ということになります
ゆっくりつかると
傷の湯
脳卒中の湯　とも言えるかも＾＾
もう亡くなりましたが
うちの父が生前
糖尿病の持病があり
足の傷が悪い時
温泉のお湯をなんども病院まで運んで
足浴をさせたところ
切断までしなくて良かったことを思い出します
この濃度と泉質がちょうどよかったのかもしれませんね＾＾
改めて温泉のありがたみを感じたセミナーでした
これから、温泉の価値を皆さんに伝えられるように
もう少し勉強します