入湯手形のお話
~入湯手形のお話~
1970年代まで黒川温泉は地図にも載っていない秘境の温泉地でした。
古くは肥後細川藩の参勤交代の湯治場として利用されており、
現在も年に一度の「黒川温泉感謝祭」(10月第一土曜日)で、
この当時を再現した「大名行列」が行われています。
1980年代の後半から始まった黒川温泉露天風呂建設ラッシュ。
これは当時の露天風呂ブームに伴い各旅館が
「露天風呂がある旅館に泊まりたい」というお客様の声にこたえる形で
次々と建設され1985年にはほとんどの旅館に露天風呂が完成しました。
しかし、どうしても土地の構造上お風呂が作れない旅館が二軒ありました。
そこで誕生したのが入湯手形でした。
黒川は昔から近所の仲が良く、
又各旅館がそれぞれの泉質の自家源泉を持っていることもあり、
「黒川の露天風呂をぜ~んぶ巡ったらおもしろかろうな~」
という声も出て
1986年5月6日に入湯手形が販売開始となりました。
その後、黒川温泉は「日本一の露天風呂巡り」の看板を挙げ、
植樹活動等を旅館組合の皆で力をあわせてやってきました。
おかげ様で近年200万枚の販売枚数を突破した入湯手形。
「黒川温泉一旅館」-道が廊下で旅館がお部屋-
この精神に基づき、
今後もお客様に癒しの場を提供できる
温泉地である努力を重ねてゆきます。
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今年で入湯手形も25周年
もう一度みなさんに
この入湯手形の事をしっかり伝えていきたいと思います
入湯手形
知ってるよ!って方も
そうでない方も
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