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2011-06-30

米焼酎 大和一酒造にて   ~常圧蒸留と減圧蒸留の違い~

黒川温泉 旅館わかば の わかだんな日記

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<焼酎の出来るまで>
麹米を洗ったあと麹の種付けを行います

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ここでは温度を一定に保つため
手作業で混ぜて麹を米につけます
この作業が手作業の為一番大変みたいです
1次仕込み
麹米に温泉水と酵母を加え、酵母を繁殖させます。この時アルコールと炭酸ガスが発生します
2次仕込み
掛け米と温泉水をさらに加え、酵母の発酵作用によりアルコールを生産します。
約10日間の熟成後アルコール分は約18%になり、いよいよ蒸留となります。
                   常圧蒸留器

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ここでは通常の気圧ですので100℃にあたため
アルコールを気化させ蒸留します
常圧蒸留の場合、主原料の風味なども一緒に蒸留され香りも強く
油なども出てくるのでそういったものを取り除きながら
しばらく熟成させる必要があります
でも、この風味が焼酎好きにはたまらないんです。
そして寝かせれば寝かせるほどまろやかになり
とっても美味しくなるんです
この地域では焼酎を、燗をつけて飲む風習があり
この飲み方をするには、香りがしっかりしている常圧蒸留の焼酎のほうが
向いているようです。
焼酎を燗つけて飲むと
甘く、まろやかになり別の焼酎みたいに美味しくなりますよ
実は、我々商工会青年部で米作りをし、こちら大和一酒造の下田さんに
常圧蒸留で焼酎を仕込んでもらっています

黒川温泉 旅館わかば の わかだんな日記
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どんな焼酎に仕上がるのかとっても楽しみです。
                    減圧蒸留器

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タンク内を真空に近い状態にすると
約40℃でアルコールが気化する原理を利用した蒸留機で
油分や雑味を抑え蒸留できるので、大変ソフトで口当たりがやさしい焼酎に仕上がります
あまり焼酎を飲みなれていない方や
昔の焼酎のあの臭い風味が嫌いという方にお勧め
やっぱり熊本県は
米焼酎ですよね ^^
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志賀 希
旅館わかばの若旦那 志賀 希です! 日本人だけでなくいろんな国の方たちと、関わりを持つためには英語は必要ですね。今さらですが最近になって英語を真剣に勉強しはじめました。 世界中の人たちが集える場所になれるよう頑張ります^^
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